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摩訶般若波羅蜜経十無品第二十五

十二、スブーティ、菩薩も行も無いことを聞いて驚き畏れないことを説く

如舍利弗所言。何因故。菩薩聞作是。心不沒不悔不驚不怖不畏。
是名菩薩行般若波羅蜜。
(問十に答える)舍利弗が言ったように、どういう理由で、菩薩はこのような説明を聞いて、心没せず、悔どらず、驚かず、おのかず、畏れない、
これらを菩薩が般若波羅蜜を行ずると名づけるのかとはどういうことでしょうか」
須菩提言。
菩薩摩訶薩不見諸法有覺知想。
見一切諸法如夢如響如幻如焰如影如化。
須菩提が言った。
「菩薩摩訶薩は諸々の事物に覚・知・想があるのを見ず、
一切の諸々の事物は夢のような、響のような、幻のような、陽炎のような、影のような、変化のようなものと見るのです。
舍利弗。以是因故。菩薩聞作是。心不沒不悔不驚不怖不畏。 舎利弗。こういうわけで。菩薩はこのような説明を聞いて心没せず、悔いず、驚かず、おののかず、畏れないのです」

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著作 アルキメデスの館