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摩訶般若波羅蜜經出到品第二十一

二、ブッダ、大乗として出て到り留まるものはないことを説く(二)
大正新脩大藏經は本経に関しては縮刷藏をその儘収録しているようである。縮刷藏には本品(高麗本)冒頭九百八十二字宋本に大異あり校訂甚難として相当部分八百九十九字を第六巻末に掲載しているが、このサイトではその部分をここにリンクする。

若人欲使空出乃至無法有法空出。是人為欲使無相法出。
何以故。
須菩提。
空相乃至無法有法空相。不出三界亦不住薩婆若。
所以者何。
空性空。乃至無法有法空無法有法空性空故。
若しは人、空を〈使て〉出で乃至無法有法空を使て出でしめんと欲さば、是の人無相法を使て出でしめんと欲すと為す。
何を以ての故に。
須菩提。
空の相乃至無法有法空の相は三界を出で不、亦た薩婆若に住さ不。
以ての所の者は何か。
空の空性は空、乃至無法有法空の無法有法空性の空の故に。
若人欲使四念處出。是人為欲使無相法出。
何以故。
四念處性。不出三界亦不住薩婆若。
所以者何。
四念處性四念處性空故。
若しは人、四念處を使て出でしめんと欲さば、是の人無相法を使て出でしめんと欲すと為す。
何を以ての故に。
四念處性は三界を出で不、亦た薩婆若に住さ不。
以ての所の者は何か。
四念處性・四念處性空の故に。
若人欲使四正懃四如意足五根五力七覺分八聖道分出。是人為欲使無相法出。
何以故。
八聖道分性。不出三界不住
SAT版有『。』)薩婆若。
所以者何。
八聖道分性八聖道分性空故。乃至十八不共法亦如是。
須菩提。若人欲使阿羅漢出生處。是人為欲使無相法出。
若しは人、四正懃・四如意足・五根・五力・七覺分・八聖道分を使て出でしめんと欲さば、是の人無相法を使て出でしめんと欲すと為す。
何を以ての故に。
八聖道分性は三界を出で不、薩婆若に住さ不。
以ての所の者は何か。
八聖道分性の八聖道分性空の故に、乃至十八不共法亦た是の如し。
須菩提。若しは人、阿羅漢を使て生處を出でしめんと欲さば、是の人無相法を使て出でしめんと欲すと為す。
若人欲使辟支佛出生處。是人為欲使無相法出。
若人欲使多陀阿伽度阿羅訶三藐三佛陀出生處。是人為欲使無相法出。
何以故。
阿羅漢性辟支佛性佛性。不出三界亦不住薩婆若。
所以者何。
阿羅漢性、阿羅漢性空。辟支佛性、辟支佛性空。佛性、佛性空故。
若しは人、辟支佛を使て生處を出でしめんと欲さば、是の人無相法を使て出でしめんと欲すと為す。
若しは人、多陀阿伽度・阿羅訶・三藐三佛陀を使て生處を出でしめんと欲さば、是の人無相法を使て出でしめんと欲すと為す。
何を以ての故に。
阿羅漢の性・辟支佛の性・佛の性は三界を出で不、亦た薩婆若に住さ不。
以ての所の者は何か。
阿羅漢性の阿羅漢性空、辟支佛性の辟支佛性空、佛性の佛性空の故に。
若人欲使須陀洹果斯陀含果阿那含果阿羅漢果辟支佛道佛道一切種智出。是人為欲使無相法出。如上 若しは人、須陀果・斯陀含果・阿那含果・阿羅漢果・辟支佛道・佛道・一切種智を使て出でしめんと欲さば、是の人無相法を使て出でしめんと欲すと為す。上にく如し。
若人欲使名字假名施設相但有語言出。是人為欲使無相法出。
何以故。
名字空。不出三界亦不住薩婆若。
所以者何。
名字相名字相空故。乃至施設亦如是。
若しは人、名字・假名施設の相但だ語言有るを使て出でしめんと欲さば、是の人無相法を使て出でしめんと欲すと為す。
何を以ての故に。
名字空は三界を出で不、亦た薩婆若に住さ不。
以ての所の者は何か。
名字相・名字相空の故に、乃至施設も亦た是の如し。

(若ならん)人欲使不生不滅法不垢不淨無作法出。
是人為欲使無相法出。
何以故。
不生乃至無作法性。不出三界亦不住薩婆若。
所以者何。
不生性乃至無作性性空故。
須菩提。以是因
故。摩訶衍從三界中出。至薩婆若中。住不動故。

若しは人、不生・不滅の法、不垢・不淨・無作の法を使て出でしめんと欲さば、。
是の人無相法を使て出でしめんと欲すと為す。

何を以ての故に。
不生乃至無作法の性、三界を出で不、亦た薩婆若に住さ不。
以ての所の者は何か。
不生の性乃至無作の性性空の故に。
須菩提。是の因
を以ての故に、摩訶衍三界の中從り出でて、薩婆若の中に住すに至る。動か不るが故に。

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著作 アルキメデスの館