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摩訶般若波羅蜜経弁才品第十五(丹本名為富楼那品)

七、プールナマイトラーヤニープトラ、般若波羅蜜を行じるときの大誓荘厳を説く

復次舍利弗。菩薩摩訶薩行般若波羅蜜時。應薩婆若心。布施外所有無所愛惜。不見與者受者及以財物。
是名菩薩摩訶薩行般若波羅蜜時檀那波羅蜜。
また次に舎利弗。菩薩摩訶薩が般若波羅蜜を行じるとき、薩婆若に応じる心で布施し、内外のあらゆる所に愛惜することはなく、与える者、受ける者及び財物を見ません。
これを菩薩摩訶薩が般若波羅蜜を行じるときの檀那波羅蜜と名づけるのです。
復次舍利弗。菩薩摩訶薩行般若波羅蜜時。應薩婆若心持戒破戒二事不見故。
是名菩薩摩訶薩行般若波羅蜜時尸羅波羅蜜。
また次に舎利弗。菩薩摩訶薩が般若波羅蜜を行じるとき、薩婆若に応じる心で持戒・破戒の二事を見ませんから、
これを菩薩摩訶薩が般若波羅蜜を行じるときの尸羅波羅蜜と名づけるのです。
復次舍利弗。菩薩摩訶薩行般若波羅蜜時。應薩婆若心不見呵者罵者打者殺者亦不見用是空能忍辱。
是名菩薩摩訶薩行般若波羅蜜時
提波羅蜜。
また次に舎利弗。菩薩摩訶薩が般若波羅蜜を行じるとき、薩婆若に応じる心でどなる者・罵る者・打つ者・殺す者を見ず、またこの空によって忍辱できることを見ません。
これを菩薩摩訶薩が般若波羅蜜を行じるときの
提波羅蜜と名づけるのです。
復次舍利弗。菩薩摩訶薩行般若波羅蜜時。應薩婆若心觀諸法畢竟空。以大悲心故行諸善法。
是名菩薩摩訶薩行般若波羅蜜時毘梨耶波羅蜜。
また次に舎利弗。菩薩摩訶薩が般若波羅蜜を行じるとき、薩婆若に応じる心で諸々の事物の究極の空を観じ、大悲心によって諸々の善き理法を行じます。
これを菩薩摩訶薩が般若波羅蜜を行じるときの毘梨耶波羅蜜と名づけるのです。
復次舍利弗。菩薩摩訶薩行般若波羅蜜時。應薩婆若心入禪定。觀諸禪離相空相無相相無作相。
是名菩薩摩訶薩行般若波羅蜜時禪那波羅蜜。
また次に舎利弗。菩薩摩訶薩が般若波羅蜜を行じるとき、薩婆若に応じる心で禅定に入り、諸々の禅の姿かたち・空の姿かたち・姿かたちがないという姿かたち・作為のないという姿かたちを観ずるのを離れます。
これを菩薩摩訶薩が般若波羅蜜を行じるときの禅那波羅蜜と名づけるのです。
如是舍利弗。菩薩摩訶薩行般若波羅蜜時攝諸波羅蜜。 以上のように舎利弗。菩薩摩訶薩が般若波羅蜜を行じるとき、諸々の波羅蜜をおさめとります。
舍利弗。如是名為菩薩摩訶薩大誓莊嚴。
是大誓莊嚴菩薩。十方諸佛歡喜。於大
中稱名讚歎。
某國土某菩薩摩訶薩大誓莊嚴。成就
生淨佛國土。
舎利弗。このように菩薩摩訶薩の大誓荘厳と名づけられるのです。
この大誓荘厳する菩薩は、十方の諸々の仏が歓喜し、大衆の中で称名し讚歎します、
『某国土の、某菩薩摩訶薩は大誓荘厳し、衆生を救い上げ、仏国土を浄める』と」

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著作 アルキメデスの館