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摩訶般若波羅蜜経弁才品第十五(丹本名為富楼那品)

五、プールナマイトラーヤニープトラ、毘梨耶波羅蜜を行じるときの大誓荘厳を説く

復次舍利弗。菩薩摩訶薩行毘梨耶波羅蜜時應薩婆若心布施。時(誤植ならん)不令身心懈怠。
是名菩薩摩訶薩行毘梨耶波羅蜜時檀那波羅蜜。
また次に舎利弗。菩薩摩訶薩が毘梨耶波羅蜜を行じるとき、薩婆若に応じる心で布施し、身心を怠ることはありません。
これを菩薩摩訶薩が毘梨耶波羅蜜を行じるときの檀那波羅蜜と名づけるのです。
復次舍利弗。菩薩摩訶薩行毘梨耶波羅蜜時。應薩婆若心。始終具足清淨持戒。
是名菩薩摩訶薩行毘梨耶波羅蜜時尸羅波羅蜜。

また次に舎利弗。菩薩摩訶薩が毘梨耶波羅蜜を行じるとき、薩婆若に応じる心で始終清浄を具足し、持戒します。
これを菩薩摩訶薩が毘梨耶波羅蜜を行じるときの尸羅波羅蜜と名づけるのです。
復次舍利弗。菩薩摩訶薩行毘梨耶波羅蜜時。應薩婆若心修行忍辱。SAT版無『。』)
是名菩薩摩訶薩行毘梨耶波羅蜜時
提波羅蜜。
また次に舎利弗。菩薩摩訶薩が毘梨耶波羅蜜を行じるとき、薩婆若に応じる心で忍辱を修行します。
これを菩薩摩訶薩が毘梨耶波羅蜜を行じるときの
提波羅蜜と名づけるのです。
復次舍利弗。菩薩摩訶薩行毘梨耶波羅蜜時。應薩婆若心攝心離欲入諸禪定。
是名菩薩摩訶薩行毘梨耶波羅蜜時禪那波羅蜜。
また次に舎利弗。菩薩摩訶薩が毘梨耶波羅蜜を行じるとき、薩婆若に応じる心で心をおさめとって欲を離れ、諸々の禅定に入ります。
これを菩薩摩訶薩が毘梨耶波羅蜜を行じるときの禅那波羅蜜と名づけるのです。
復次舍利弗。菩薩摩訶薩行毘梨耶波羅蜜時。應薩婆若心不取一切諸法相。於不取相亦不著。
是名菩薩摩訶薩行毘梨耶波羅蜜時般若波羅蜜。
また次に舎利弗。菩薩摩訶薩が毘梨耶波羅蜜を行じるとき、薩婆若に応じる心で一切の諸々の事物の姿かたちを取らず、取らない姿かたちにもまた執着しません。
これを菩薩摩訶薩が毘梨耶波羅蜜を行じるときの般若波羅蜜と名づけるのです。
如是舍利弗。菩薩摩訶薩行毘梨耶波羅蜜時攝諸波羅蜜。 以上のように舎利弗。菩薩摩訶薩は毘梨耶波羅蜜を行じるとき、諸々の波羅蜜をおさめとるのです。

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著作 アルキメデスの館