<<目次へ  <<戻る  訓読へ  次へ>>

 

摩訶般若波羅蜜経勧学品第八

五、シャーリプトラ、スブーティの説くように般若波羅蜜を学ぶべしと讃える

爾時慧命舍利弗讚須菩提言。
善哉善哉。汝真是佛子從佛口生。從見法生從法化生。
取法分不取財分。法中自信身得證。如佛所

得無諍三昧中汝最第一。實如佛所舉。
すると舎利弗長老は須菩提を讃えた。
「よろしい、よろしい。あなたは真にこれこそ仏の弟子です。仏の口から生じ、〈仏の〉理法を見て生じ、理法が変化して生じたのです。
理法としての分を取り、財としての分を取らず、理法の中で自から信じ、身に証を得ているのは、仏が説いているようです。
諍いが無いという三昧を得た中で、あなたは最第一であり、実に仏の挙げていることのようであります。
須菩提。菩薩摩訶薩應如是學般若波羅蜜。
是中亦當分別知。
菩薩如汝所
行。則不離般若波羅蜜。
須菩提。菩薩摩訶薩は、まさにこのように般若波羅蜜を学ぶべきです。
この中でまた、まさに分別して知るべきです。
菩薩は、あなたの説くように行ずれば、そのままで般若波羅蜜を離れません。
須菩提。善男子善女人。
欲學聲聞地亦當應聞般若波羅蜜。
持誦讀正憶念如
行。
須菩提、善男子、善女人、
声聞の境地を学ぼうと思うなら、またまさに応じて般若波羅蜜を聞き、
持し、誦し、読み、正しくしっかり記憶し、説くように行ずべきです。
欲學辟支佛地亦當應聞般若波羅蜜。
持誦讀正憶念如
行。
辟支仏の境地を学ぼうと思うなら、またまさに応じて般若波羅蜜を聞き、
持し、誦し、読み、正しくしっかり記憶し、説くように行ずべきです。
欲學菩薩地亦當應聞般若波羅蜜。
持誦讀正憶念如
行。
菩薩の境地を学ぼうと思うなら、またまさに応じて般若波羅蜜を聞き、
持し、誦し、読み、正しくしっかり記憶し、説くように行ずべきです。

何以故。
是般若波羅蜜中廣
三乘。
是中菩薩摩訶薩聲聞辟支佛當學

なぜでしょうか。
この般若波羅蜜の中では広く三乗を説いています。
この中で菩薩摩訶薩・声聞・辟支仏は、まさに学ぶべきです」

<<目次へ  <<戻る  訓読へ  次へ>>

 

 

 

 

 

著作 アルキメデスの館