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摩訶般若波羅蜜経序品第一

九、正しい認知をする為に般若波羅蜜を学ぶべきことを説く

復次舍利弗。菩薩摩訶薩欲住空外空外空空空大空第一義空有爲空無爲空畢竟空無始空散空性空自相空諸法空不可得空無法空有法空無法有法空。當學般若波羅蜜。

また次に舍利弗。菩薩摩訶薩が内面の空、外面の空、内面および外面の空、空の空、大きな空、最重要意義の空、因縁によって生滅変化する事物の空、生滅変化しない事物の空、究極の空、始めがない空、分散した空、本性の空、自らの姿かたちの空、諸々の事物の空、得ることのできない事物の空、存在しない事物の空、存在する事物の空、存在せず存在する事物の空(十八空、本経が嚆矢か、問乗品第十八に詳説)に留まりたいなら、まさに般若波羅蜜を学ぶべきである。
菩薩摩訶薩欲知諸法因次第緣緣緣。當學般若波羅蜜。 菩薩摩訶薩が諸々の事物の、結果に結びつく直接の内部原因・直後の心意識に相続する刹那滅する心意識・意識を生起させる認知対象・その他のすべての原因と要因(四縁、説一切有部の教義)を知りたいなら、まさに般若波羅蜜を学ぶべきである。
復次舍利弗。菩薩摩訶薩欲知諸法如法性實際。當學般若波羅蜜。
舍利弗。菩薩摩訶薩應如是住般若波羅蜜。
また次に舍利弗。菩薩摩訶薩が諸々の事物のあるがままの実体・〈諸々の事物の〉固有の本性・〈諸々の事物の〉究極的な真実を知りたいなら、まさに般若波羅蜜を学ぶべきである。
舎利弗よ、菩薩摩訶薩は、まさにこのように般若波羅蜜を認知すべきである。

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著作 アルキメデスの館